障害者グループホームに入るには?入居までの流れ・条件・費用をわかりやすく解説

みんなで一緒に料理をする共同生活のイメージ(イメージ写真) Uncategorized
※イメージ写真

「家族を障害者グループホームに入れたいけれど、何から始めればいいのか分からない」「手続きが難しそう」と悩んでいませんか。

障害者グループホームへの入居には、市区町村での手続きとホームとの契約の2つが必要です。順番さえ分かれば、相談支援の専門員やホームの職員がサポートしてくれるので、ご本人やご家族だけで抱え込む必要はありません。

この記事では、障害者グループホームを運営する私たち「ああす」が、入居できる人の条件、入居までの流れ、費用の目安を分かりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 障害者グループホームの種類と特徴
  • 入居できる人の条件
  • 相談から入居までの7つのステップと期間
  • 毎月の費用と、負担を軽くする補助制度
  • ホーム選びで確認したいポイント
みんなで一緒に料理をする共同生活のイメージ(イメージ写真)
※イメージ写真

障害者グループホームとは

障害者グループホーム(正式名称:共同生活援助)は、障害のある方が少人数で一緒に暮らしながら、世話人や生活支援員から食事・相談・家事などの日常生活の支援を受けられる住まいです。障害者総合支援法にもとづく福祉サービスの一つです。

一般的な入居施設よりも家庭に近い環境で、地域の中で自分らしく暮らすことを目的としています。日中は仕事や作業所などに通い、夕方以降をホームで過ごす方が多くいます。

グループホームの3つの種類

支援の手厚さや日中の過ごし方によって、3つのタイプがあります。

<グループホームの種類と特徴>

種類介護をする人こんな方に向いている
介護サービス包括型ホームの職員日中は仕事や作業所に通い、朝夕に支援を受けたい方
外部サービス利用型外部のヘルパー事業所日常の見守りが中心で、必要なときだけ介護を受けたい方
日中サービス支援型ホームの職員(24時間常駐)日中もホームで過ごすことが多い方、手厚い支援が必要な方

参照:グループホームの概要/厚生労働省

障害者グループホームに入居できる人

入居の対象となる方
  • 身体障害のある方
  • 知的障害のある方
  • 精神障害のある方(発達障害を含む)
  • 難病等の対象疾病のある方

障害者手帳がなくても大丈夫な場合があります。医師の診断書などにより福祉サービスの利用が認められれば、入居できることがあります。

なお、身体障害のある方は、65歳未満の方、または65歳になる前に障害福祉サービスなどを利用したことがある方が対象です。年齢や状況によって扱いが異なるため、詳しくはお住まいの市区町村の障害福祉の窓口に確認しましょう。

障害者グループホームに入るまでの7つのステップ

入居までの一般的な流れは次のとおりです。自治体によって順番や呼び方が少し異なることがあります。

相談から入居までの流れ
  • STEP1
    相談する

    お住まいの市区町村の障害福祉の窓口、または相談支援事業所に「グループホームを利用したい」と相談します。入居したいホームが決まっていれば、ホームに直接問い合わせても大丈夫です。

  • STEP2
    見学・体験入居

    建物の雰囲気、職員の対応、入居者さんの様子を実際に確かめます。多くのホームでは、数日試しに泊まれる「体験入居」も利用できます。

  • STEP3
    受給者証を申請する

    市区町村の窓口で「障害福祉サービス受給者証」の交付を申請します。グループホームの利用にはこの受給者証が必要です。

  • STEP4
    認定調査(必要な場合)

    食事・入浴・排せつなどの介護を伴う支援を受ける場合は、聞き取り調査が行われ「障害支援区分」が認定されます。介護を伴わない支援のみなら、区分がなくても利用できます。

  • STEP5
    サービス等利用計画案の提出

    相談支援専門員が、ご本人の希望や生活の状況をもとに計画案を作成し、市区町村に提出します。

  • STEP6
    支給決定・受給者証の交付

    市区町村が内容を審査し、利用が認められると受給者証が届きます。

  • STEP7
    契約・入居

    ホームと利用契約を結び、入居日を決めます。引っ越しの準備も職員や相談支援専門員と一緒に進めます。

障害者手帳・診断書・お薬手帳など、入居の手続きで使う書類(イメージ写真)
※イメージ写真

入居までにかかる期間

相談から入居までは1〜2か月ほどが目安です。市区町村の審査期間やホームの空き状況によって変わるため、入居を考え始めたら早めに相談しておくと安心です。

参照:サービス利用までの流れ/大阪府

障害者グループホームの費用

毎月の費用は、生活にかかる実費と福祉サービスの利用者負担に分かれます。実際の金額はホームによって異なるため、見学の際に補助を使った後の総額を確認しておくと安心です。

<毎月かかる費用の内訳>

項目内容
家賃ホームの立地や建物によって異なる。補助制度あり
食費ホームで提供される食事の材料費など
水道光熱費電気・ガス・水道の料金
日用品費共用のトイレットペーパーや洗剤など
利用者負担福祉サービスの利用料。所得に応じて上限あり
共有リビングでくつろぐ入居者のイメージ(イメージ写真)
※イメージ写真

利用者負担には月ごとの上限がある

福祉サービスの利用料は、世帯の所得に応じて月ごとの上限額が決まっていて、それ以上はかかりません。

<利用者負担の上限月額>

区分世帯の状況上限月額
生活保護生活保護を受けている世帯0円
低所得市町村民税が非課税の世帯0円
一般上記以外(グループホーム利用者の場合)37,200円

家賃補助(特定障害者特別給付費)

生活保護を受けている方や、市町村民税が非課税の世帯の方は、国の制度で家賃が月1万円まで補助されます。補助はホームの家賃から差し引かれる形で受けられます。

さらに、自治体によっては独自の家賃助成制度を設けているところもあります。 お住まいの市区町村の制度も確認してみましょう。

参照:障害者の利用者負担/厚生労働省
参照:グループホーム補足給付について/札幌市

グループホームを選ぶときのチェックポイント

見学で確認したいこと
  • 夜間や日中に職員がどのくらいいるか
  • 個室かどうか、プライバシーが守られるか
  • 食事の内容(手作りか、好みやアレルギーへの対応)
  • 職場や作業所など日中の通い先からの距離
  • 病院やかかりつけ医との連携
  • 補助を使った場合の実際の負担額
  • 体験入居ができるか

よくある質問

Q
障害者手帳がなくても入居できますか?
A

医師の診断書などにより障害福祉サービスの利用が認められれば、手帳がなくても入居できる場合があります。まずは市区町村の窓口や相談支援事業所に相談してみてください。

Q
親が元気なうちに入居を考えたほうがいいですか?
A

早めの検討をおすすめします。ご家族が元気なうちに少しずつ共同生活に慣れておくことで、将来の安心につながります。体験入居から始める方も多くいます。

Q
相談支援事業所が分からない場合は?
A

市区町村の障害福祉の窓口で紹介してもらえます。ああすにご相談いただいた場合も、手続きの流れをご案内します。

障害者グループホームのご相談は「ああす」へ

ああすでは、見学や体験入居のご相談はもちろん、「まだ入居するか決めていない」という段階のご相談も受け付けています。手続きの進め方もご案内しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

お電話:080-3558-3648

コメント

タイトルとURLをコピーしました